音楽会

kutuzawa2005-05-29

長い間教師をしていると 教え子のうち先生になる人がいるので これらの人は私の生徒でもあり同僚でもあった人である その一人Tさんから毎年音楽会への招待がある いつもM先生と一緒に招待される M先生とは昭和26〜28年ごろ一緒に物理を教えていた仲である M先生は ながい間ICUの教授だった方で今はその名誉教授である 
会場に着くと すでにM先生が待っていた 
音楽会はアーリー サマー コンサートといい 演目は教会音楽で 弦楽器によるアンサンブルと合唱であった 合唱メンバーは卒業生の有志の人々
会場になっている学校の講堂はパイプオルガン(写真)があり このために残響をながくなるように設計されている これは音楽会にはうってつけの環境で 音はきれいに聞こえる 合唱も毎年の積み重ねで うまくなりましたねーとM先生も言っていた
講堂自体に対して言えば 音楽会などには最適だが 講演会などには残響が長すぎて話が不明瞭になる これは二律背反した条件になる 特に私は耳が悪く記念礼拝などに招かれたとき話が聞き取れず閉口した 2か月ぐらい前 たずねたとき 話が聞きやすくなっていることに気がついた ある先生に聞いたところ かなり費用をかけて改善したとのことであった おそらく 音を四方に拡散させるのではなく 指向性の強いスピーカーを設置して 反響を減少させたのであろう
いつも思うのだが その道に暗い私には カーテンコールというのはよくわからない 出演者が何回となく出たり入ったりする あれはどんな規則になっているのだろう
帰りは親切にもTさんが喫茶店の心配までしてくれたので M先生とコーヒーとケーキを食べるはずだったが ケーキが1つしかないということでコーヒーだけにした 残念