五月節句

長い長い公園を歩いていくと 淡島まできてしまった きれいな花とロープにつながれた 小さなこいのぼりを見つけた 写真を撮ってみる 全体はうまく入らなかった
昔 弟と私 男の子が2人いたので我が家では 5月節句の人形を飾った ひな壇は妹の3月節句のものと共通 飾られた雛は ショウキ様 桃太郎 金太郎 加藤清正 だったと思う このうち桃太郎は1番立派で 母が鬼踏み桃太郎といっていたが 桃太郎が鬼を踏みつけているもので 手には鬼から分捕った金棒を振り回してる人形だった 桃太郎のさしている刀は 鞘からちゃんと抜くことができた かなり精巧なものだったと思う 
桃太郎がはっきり覚えているのに 金太郎の構図がはっきりしない 熊にまたがっていたものか 熊と相撲をとっていたのか 熊を投げ飛ばしていたのか はっきりしないのだ おそらく絵本に同じようなものが描かれていて 記憶を混乱させてるのだろう
加藤清正は確か虎退治のものがあったと思う程度である 清正の長い帽子が記憶にある
現代の主流である よろい かぶと はなかった こいのぼりの代わり 鯉の背中に真っ赤な金太郎がのっていて 竹ざおのスタンドに それが糸でつるされていた
子供心にも3月の雛のほうが 小さいが組織立っていてたくさんありきれいで いいなと思った