手術

一週間ぐらいたった その間に体の状態のデータを調べたり 手術の仕方の説明と契約書のへの承諾のため保護者を交えてのミーティングがあった これは手術に関して後から患者の関係者からのクレイㇺに備えてのことなのだろう 担当医の話だと手術は腹部に小さな穴を2,3箇所あけてそこから内視鏡 メス などを入れて内視鏡による手術で 執刀による開腹手術ではなく身体への影響がすくなく回復も速く 従って退院も速くなるという そして安全のためと考えて ぐずぐずと病院にいるよりは速く退院した方が経過がよいとのことであった

後から姪がよい先生で行かったわねとつぶやいた 私もさすが虎ノ門病院と感心していた

手術の日まで MRT?CT?あのよくテレビなどに出てくる大きな円筒状の中に寝たまま入る厳めしい機械の検査を受けた

手術の日 姪が来てくれて 手術室に向かう私に じゃあ頑張ってねと励ましたくれた

手術用の衣服に着替えられて手術台にのる 脊髄に麻酔の注射される 脊髄による麻酔は子供のころの盲腸炎の手術で経験済みだが注射の時づきんと 飛び上がるほど痛かったことを覚えている 今回もかなり痛かった さらに寝かされて鼻と口のところにマスク状の装置が差し出されてそれに向かって何か言葉を言えと言われたような気がする あるいは深呼吸せよと言われたのかもしれない あっという間に意識が無くなったと言う覚えがある おそらくガス麻酔なのかもしれない すると脊髄と吸入との2重の麻酔が行われたようでこれは分からない 二つの麻酔は役割がそれぞれ違うのかもしれない

気が付いたのは 病室のベッドの上で 姪に手術は大成功ですよと告げられた

【 知らぬ間に 腹に穴あけ オペ終わり 】