相撲

相撲は怪我を押して出ている稀勢の里の相撲をハラハラしながら見ていたが 昨日ついに休場となってしまった 残念であるが ホッとした面もある 前に休場明けの鶴竜がめっぽうに強くなっていたことを思い出すと 稀勢の里もしっかりと怪我を治してめっぽうに強くなってほしい 代わって注目を浴びているのは高安で ほぼ大関取りを確実にした
大変注目をしているのが 宇良 である 低い姿勢から攻め立てて相手の不安定な姿勢を引き出して投げたり押し倒したりする 大きな力士が 宇良 を99%土俵際に追い詰めても するりと抜けて抜けるので相手は空を切って出てしまう この曲芸的な技を 前に 日馬富士の相撲で見ている 相手が日馬富士を土俵際に追い詰めて 九分九厘 日馬富士は押し出されると思っていた その瞬間である 日馬富士の体がパターンと戸が開くように半回転した 相手は懸命に押していた日馬富士がいなくなったので 自分の勢いでどっと出てしまった 日馬富士はで出た相手の隣の土俵内に残っていた まさに忍者のような見事な技であった これはよほどの俊敏さと背筋力などの筋肉の強さがないとできる技ではない 
昔 相撲の48手を解説した図があり その中に 後ろに反り返り相手を倒すそり技の部で イゾリ タスキゾリ シュモクゾリ があった が実際に使われたことをほとんど知らない その中で イゾリとタスキゾリは 宇良がすでに見せてくれた シュモクゾリは 相手の股の間の頭を入れて 後ろに反り返り 相手を倒すもので さすがの宇良もこの技は出ていないと思う 宇良は第二の日馬富士または第二の舞の海になるかもしれないと楽しみにしている