JUDO

五輪の開会式を見ていた 全部見たわけではないが北京オリンピックなどの比べると 会の前に広げられるショウがそれほど長くなく 聖火の着火などもアッというようなからくりでなく比較的に粛々と行われていたと思う ただ多くの花火が派手さを演出していたと思う そして間もなく各国選手団の入場となった これが長々と続く 申し訳ないが少し飽きてきた しかし参加国がこれだけ多いのだから喜ぶべきなのだろう 選手団が少ししかいないアフリカの国 中東の国 アナウンサーがそれらの国が柔道で参加していることが多いことを知らせてくれた 柔道はもはや世界的なスポーツになった これだけ多くに選手が参加しているから柔道でメダルを取るということは大変なことだろうと思っていた 嘗て 柔道着が雑巾に似ていることから 雑巾踊りなどと揶揄された昔と比べると隔世の感がある
しかし終わってみれば金銀銅のメダルを12個とった 大変な快挙である 前のロンドンオリンピックで男子の金メダルがゼロであったことを思うと完全復活を遂げたといっていいだろう 日本の正当な柔道から世界に勝てるJUDOに変貌を遂げたのであろう つまり伝統の間を取ってきれいに投げる内またや背負い投げ大外刈りだけでなく変則的でも相手を投げる技を加えたのだと思う そういえば背負い投げが今回はあまりなかったような気がする 100キロ超級で原沢選手は銀に終わったが 解説者も言っていたが試合はつまらなかった相手の王者と言われているリネール選手が原沢が組もうとすると振り切り組ませてくれない そんなことが続いているうち 時間が来てしまい結局勝敗は審判の指導の数で決まったしまったリネールはブーイングを受けるが勝ちは勝ちで安全策を取って勝ってしまった ついたり離れたりするだけで これでは 雑巾踊り と言われても仕方がない 今後の課題であろう