些細なこと(水提灯)


小さなことだが オヤット思う出来事が起こる オヤット思うのであるからたまにしか起こらない 私が研究所?と称して借りている小部屋には3点セット(トイレ 洗面所 バスタブ)が付いている その洗面所のカランから鼻提灯のような水の風船がぶら下がっていた 水はこの泡を伝わってぽたぽたと落ちている かなり安定した泡でしばらく見ていたが一向に消える気配が無い
これができる条件を考えて見た 最初 カランの落ち口は水で閉鎖された状態で 落ち口の上には少量の空気が閉じ込められている そこにポタオチの水が押し寄せて水と空気を押し出す このとき よっぽど条件が整わないと風船はできないだろう
条件を変えるとどうなるかと思って ほんの少し水の流れを増して見た 風船は直ちに消えて 決して元に戻らなかった よっぽど微妙なバランスで成り立っているのが分かった
写真はその風船 洗面所は掃除をサボっているので 汚ない写真をお見せしてすいません