北朝鮮と中国

北朝鮮が 核爆発の実験を実行した 世界の国から やらないでくれと一斉に要望が出されたがソレを無視しての強行であった EUの外相会議は北朝鮮に更なる制裁をかけることで一致した いつも北朝鮮に対してフレンドリーな態度をとっていた中国の機関紙人民日報でさえ 恩をあだで返す行為であると非難した だが やはり北朝鮮が苦境に立つことには反対らしい
北朝鮮の唯一の支援国は中国であった 中国の支援が無ければ北朝鮮のキム王朝は当に崩壊しいたであろうといわれている 中国が北を助ける目的はナンだろう 北と中国は広い国境で接している 北が崩壊すれば難民が押し寄せて大混乱になることも1つの理由だろう だが ふと思ったのだが 経済的な効果のためでも在るのではないか 世界が制裁のため貿易を行わないとすると 中国だけが貿易を北と行うことになる 貿易を独占できるのだ 
昔 鎖国のため幕府はオランダだけと貿易を行った オランダは貿易を独占できた 独占ということは 商売敵がいないことである もしスペインがオランダの他にいたらオランダより安く商品を売れば スペインから物を買うようになる オランダはこの憂いが無く自由に価額を決めて大もうけができたはずである
中国は北に物を売るときかなり高く値をつけても売れたし 北から物を買うとき他の外国が買ってくれないので安く仕入れることだってできたはずだ
もちろん事実はもっと複雑であろうが 経済的な利益も理由の1つではなかろうか