平昌オリンピック(3)北の参加

今度のオリンピックは始まる前は 韓国民の間では オリンピックどころではないなどの批判する国民もいて 自国民の支持がいまいちで 冷めているなどと言われていた しかし閉会式を見ていると 大成功と言っていいだろう
普通のオリンピックと違ったことは 北朝鮮の始まる間際になって参加するといってきたことだ そして 女子のアイスホッケーチームに北の選手との合同チームで戦った 結果は5戦全敗 ラストランキングに終わった 南北統一旗を振って応援した国民はそれでも よかったよかったと絶賛をしていたが なかには韓国選手だけで戦ったならこんな惨めな結果にはならなかったろうと批判する者もいた ホッケーは連係プレイなのでこの戦いのために日々研鑽してきた韓国選手としては残念に思うものもあったと思う
よくスポーツに政治を持ち込むのは間違いと言われるが それはそれとして 北のスマイル外交が本気なのか嘘なのか? 嘘から出た実ということわざがある これがもとで 本当に統一に向かうことがあるのかもしれない 北が経済制裁を受けて困っているのはどうやら本当のようだ しかし アメリカは北が核をあきらめない限り 経済制裁を続けるといっている
現実的に考えると北が核兵器やミサイルを廃止して平和国家を目指すとは到底思えない あるコメンテーターによると国民が草をはみ 飢えそうになっても核開発はやめないだろうといっている 
核でも化学兵器でも持っていても これは外国からの攻撃を避けるための脅しとしての役目で 自国を防衛するのが目的である そして 決して使わないという約束をしてくれたらなら イスラエル インド パキスタンなどと同様に 核は持っているが使わないというここで暗黙の裡に認めてもらえる?かもしれないが 北の場合 強化増大を絶えず図ってきた そしてワシントンを火の海にするなどのうそぶいている これでは 危なくて 認められないだろう 子供に例えると ちっとも可愛くない
今度のスマイル外交で 核廃棄はできないが 開発中止ということになれば それなりに問題を緩和することになると思うのだが