野党党首(2)

今日の民主党のように 3年前 自民党が大敗れて野党になったとき その野党を率いたのは谷垣禎一だった この人は地味で けして派手なことは無い人であったが 敗軍の自民党には多くの不満分子がいたと思うが 良くまとめて 3年の間敗軍の将を努めた そして次の選挙に備えることに努力した さて総選挙が現実化するに当たり当然 谷垣総裁のままで行くと思っていたら 総裁は御存知のように安部信三氏になった 谷垣氏は野党の党首としては良かったが 与党の総裁としてはNOという党内の意見があったためだ 谷垣氏だって総裁を続けたかったと思うが 自民党の雰囲気を感じて身を引いてしまった
色々と意見があると思うが 私は ここが谷垣氏を評価したい 自民党の大勝は野党の間 谷垣氏の野党時代からの隠忍自重に追うことが大きいと思う
政治は与党と与党の暴走を戒める野党の連携でうまくゆくと考えている 与党は責任が大きいが 野党も同じように責任重大なのだ 繰り返すが 海江田氏が 自分はどうなっても良いが 民主党を無くすわけにはいかない と言っていたのは自分を捨ててまで民主党の再生に尽くしたいと言うことなのであろう 私が立派な野党の党首であったと考えている谷垣氏のように しっかりと責任を果たしてもらいたい