野党党首

選挙に負けた民主党の党首に海江田万里氏が選ばれた 氏は昔から政治討論番組などに評論家として昔から出ていた つまり豊富な経済通であることが分かる しかし私には大変なインテリではあるが マインド面で弱いのではないかと疑っている 彼がある議論の最中 突然泣き出したことが強い印象として残っている 政治家だって泣いて悪いことは無いが 国民は 政治家は強い意思を持っていて 感情に左右されない人を要求している
海江田氏は 就任の挨拶で 私はどうなってもかまいません ただし民主党が消滅するようなことは絶対あってはなりません  どうも 海江田氏には悲劇の影が付きまとっているような発言である 
この発言を聞いてはっとした 旧社会党のことを思い出したからである 社会党は万年野党などといわれていたが 自民党に対して 長い間抵抗勢力として 野党の職責を果たして55年体制という安定した体制で 経済成長の一翼を担っていたと思う それが今では消滅して 社民党という名で残ってはいるが 党員をだんだん減らして風前の灯のような政党である
そもそも小選挙区制というのは アメリカのように2大政党を育てるためのものであった それが旧社会党のようになってしまっては何にもならない 海江田氏の責任は大きいと思う