高校野球

夏の高校野球が甲子園で行われている はらはらする良いゲームが多い これまでに印象に残って試合は 西東京の帝京と滋賀の八幡商との戦いである 8回まで帝京が3:0とリードしていた 9回表八幡商の攻撃 ほとんどの人が 帝京が守りきって勝つと思ったに違いない ところが逆転満塁ホームランで帝京は破れてしまった 劇的なゲームと言うのがあることを知らされた こんなことは極めてまれと思っていたら 昨日も横浜高校智弁学園の試合で起こってしまった 9回表というのは魔物が棲んでいるように見えてしまう
出場校は北海道が南北海道と北北海道 東京が東東京と西東京と2校ずつ出ているので全部で49校 これがトーナメントで優勝校を決める よくある数学の問題で 全部でいくつの試合が行われますかというのがある 
先ず考えられるのは 2校で一試合だから 49÷2=24余り1 最初の1回戦は24試合 余った1校は2回戦に繰り入れる つまり勝った24校と余った1校 計25校で2回戦をやる そして………………………というように順に考えれば出来るのでが 少し複雑である もっと画期的な発想の転換を使った良い方法がある
49校の中で優勝するのは1校だけ だから48校が負ければいい 48校が負けるには48試合があればいい と言うわけでトーナメントの試合数は48と直ちにでてくる これはまことに見事な発想の転換の例なので ご存知の人も多いと思う 地方の予選のことも考えると高校選手権に参加した高校は全国で4,014校 したがって全国で行われた試合数は4013試合となる