会合(6)鳩山会館2

kutuzawa2010-08-28


戦後まもなく 何人かの首相の名を思い出す 片山哲 芦田均 吉田茂 鳩山一郎 石橋湛山 などである 吉田茂の政権は比較的長く続いたが 後は何れも短命内閣だった 日本の総理が 回転ドアーから次々と出てくる人物のように変わると外国から言われているが 昔からこの傾向があったのが分かる しかし鳩山一郎氏はそれでも第1次 第2次第3次もで続いている しかし 戦後まもなく 満を持して出てきた鳩山一郎は 公職追放に会っている http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20090901
だから 鳩山一郎内閣が出来たのは 公職追放が解かれて後のことである なぜ軍人でもない彼が公職追放されたのか よくわからなかったので調べて見ると 民政党出身の浜口雄幸首相が ワシントン海軍軍備制限条約を承諾した この条約は軍艦の数を 米5 英5 日3 とする条約で 日本の軍部 そのといきの野党である政友会 などから猛烈な批判が起こった 鳩山一郎は政友会であったので このとき取った行動などが軍部に貢献したととられたのだ 民政党と政友会との争いは熾烈であり反対するのは当然だったのだろう しかしGHQは その後の軍部の横暴が始まる原因を作ったとして 鳩山一郎を追放したが 理由があまり判然としたものでないので 間も無く解除になるのである
写真は鳩山一郎が椅子にすわり それを囲んで 党関係の政治家が集まっている 次の写真はそのとき使われていた椅子が今でも保存されているのであろう