ヒメツルソバ

よく見かけるのに　名前がいつまでも分からないものがある　この植物もそのようなものであった　最初にこれを見つけたのは４，５年前だったと思う　ある民家の塀に沿って塀を囲むようにして生えていた　そこを通るたびになんだろうと疑問に思っていた　ある日その家の主婦らしき人が出てきて花に水をやっていた　私は　この花はなんという名ですかと聞いてみた　主婦は困惑そうな顔をして　サー分かりません　名前を知らないで　ただ世話をしているだけですという　
というわけで　疑問のまま何年かが経った　この植物は　ポピュラーなものらしく　いろいろな民家で見かけた　背が低く地面を覆うようにして生えている
ついに　緑道公園でも見かけた　写真を撮ったので　真剣にその名を調べることにする　図鑑　や　花のサイトから　やっと　これが　ヒメツルソバという名であることが分かった

タデ科の花で　小さいピンク色の球状の花をたくさん付ける　開花期がながく今でも咲いている　茎が横に伸びて　地面の触れると　そこから根を出して増えてゆく　蕎麦という名がついているので　実が食べられるのかと調べたが　分からずじまいであった