選挙

衆議院の選挙が 近づいてきた 各党の公約を聞いていると 福祉関係に重点が置かれている これは民主党が かなりな大盤振る舞いの政策を出すと これに対抗するように 自民党も 国民に へつらうような政策を出してくる 
どうも スーパーマーケット同士の 出血サービス合戦を思い出させる スーパーマーケットは とにかくお客が来なくては話にならないので 客寄せに 採算を度外視した 出血サービスを時々する 当店では 新鮮な野菜を5割引で売ります というと 他の店が 当店では6割引で しかも 来た方にミカン一袋を さし上げますなどと言う 要するに客の奪い合いで はこの点 選挙人が集まらなければ 勝てない 選挙と同じである 両方とも 大雑把に言えば 客商売なのである
もし公約通りの政策がなされれば スウェーデンなどの福祉国家に いくらか近づくことになる スウェーデンでは 教育とか医療 老後のケアなど どうしても必要なものが ただで支給されるか 驚くほど安いと聞いている 
テレビに出てきた スウェーデンの国民は 大変満足そうに見え 自分の国に感謝しているみたいである
ただ忘れてはならないには これらの奉仕は国民から高額の税金でまかなっていると言うことである すると 
(所得)―(高額の税金)=(実際に使えるお金)  は少なくなるはずである すると 福祉はいいとして 実際の日常の経済生活は苦しくなると思うのだが スウェーデン国民が喜んでいるのは どう言うことになっているのだろう