短期記憶

記憶には長期記憶と短期記憶があるという 短期記憶とはその場で覚えていて いつまでも覚えなくていいもの たとえば 買い物の品目など 買い物が済んでしまえば捨てもいい 長期記憶とは少年時代の思い出のように 長い間覚えているものである 年をとっても 長期記憶は消えずに残りやすい 私が昔話をブログに書くのもこのためである
しかし 年齢とともに短期記憶は確実に悪くなっている いつも困るのは 少し前に薬を飲んだかわからなくなる事である 薬は 飲んだぞ 飲んだぞ と自分に言い聞かせると 忘れにくいが ついうっかり無意識に飲む事が多い すると サー飲んだのか飲まなかったのか 考えてもわからなくなる
イカ とか パスモ などで改札を抜けた後 私は必ず 財布兼カード入れ に戻している もと同僚のK氏はこれを見て不思議に思ったようだ 降りる時 直ぐ また出すのだから 簡単にポケットにしまえば便利なのにという しかしK氏は 私より若く 短期記憶がいいからそのように言えるのだが 記憶の悪い私はどこにしまったのかわからなくなる 男性の洋服はたくさんのポケットが付いている 散々探して無く カバンまで探してやっとズボンのポケットだったり ワイシャツのポケットだったりする この慌てふためいて探すより 面倒でも必ずあるところに収める方がいいわけである しかしこのことは K氏にまだ言っていない