マニア

昔は 男性の好きなものとしては カメラ 時計 万年筆 がトリオであったと思う 私もカメラは大好きであったので 複数のカメラを持っていた 万年筆も mim さんに いくつ持っているのですか?といわれるほど持っている それに較べると時計はそれほど持っていないが やはり かなり持っている ものへのこだわりに関して 高級のものを手に入れて それをいつまでも使うタイプ 社会科のK氏がこのタイプであったと思う 腕時計は ラドーの高級品 自動巻き腕時計で 定期的に分解掃除をして 大事に使う 分解掃除はかなりの値段で 新しい電池時計を買ったほうが安いと思われが 氏はいつまでも直して使っていた
私は というと 安い時計をいくつか持っていて とっかえ ひっかえして 使っていた どちらが 優雅で贅沢かというと 勿論K氏である
万年筆に関しては 新しい万年筆と買ったとき これで勉強しようという意欲が出てくる事があった 以来 スランプになったとき 好きな万年筆でも買ってモチベーションのきっかけになど 理由をつけて 不要なものまで買ったため 数が増えたのである 
この好きなものを買って スランプを避けるという考えは 国語科の 故S先生が大変同感されたのを覚えている
複数持っていると 1度に使うのは1本の万年筆であるから 他の使われない万年筆のインキは乾いて出なくなる可能性が高い 理屈では K氏のような 良い1つも物を使うほうが よっぽどいいのだが ただ たくさん持っていると わけもなく うれしいのである これがマニアたる由縁であろう