日の出

kutuzawa2007-12-29

主に旧職員が集まって 一泊旅行のお誘いがあった 男性だけ8人の会であった 常磐線磯原駅近く 太平洋が部屋から見える宿で 景色は絶佳 食事もよく満足の行くものであった 音楽科のK先生と同室であった 先生は科学に関心があり造詣が深かった 朝 起きると日の出を見る事が出来た 雲の間から見える太陽はとても大きく見えた 大きいですね よく目の錯覚と言いますが 実際に大きく見えていますね とK先生 実際に大きく見えています しかし写真に撮ると同じ大きさですから錯覚なのでしょうと私
そしてその理由はですね 人間が天球*1を球のように思わないで 卵状に地平線の方向は長く天頂の方向は短く感じているからです 同じ大きさでも地平線にあるときは遠くのあると感じるので 遠くにあるのに 同じ大きさなら 遠くにあるものが大きいはずだとおもってしまうのです 説明が大雑把であるので もう少し詳しく述べる必要を感じた
実際には大きさが同じなので 太陽を挟む角 視角aは同じである ところが天頂は低く 地平線(水平線)の方向は遠く感じるので 視角aの延長には大きな太陽があるように感じる
この理論は昔からあるもので 今は違った説明がなされているかもしれません
 

*1:実際にはこのような球はないのだが昔から星 太陽 月をちりばめた大きな球が地球の周りを回っていると考えた 見た目は そのように思えるので天体の位置だけを論じる場合天球の概念を利用する