野口雨情

kutuzawa2007-12-31

磯原の旅館のそばには 野口雨情の生家と記念館があった ここは野口雨情の故郷だったのだ 翌日これを見学する事にする 野口雨情と言えば 雨降りお月さん シャボン玉 七つの子 青い目の人形 などの童謡と 船頭小唄 波浮の港 などの歌で有名である
枯れすすき ともいわれている 船頭小唄は演歌の原点であり 私はこのメロディが時々頭に浮かぶのである 
先ず雨情の生家 案内役の中年の女性が熱心に説明をやっている 彼女は不二子といい雨情の孫にあたる人であった 子孫が管理人で説明者は カナダで 銀の森屋敷 は赤毛のアンの著者ルーシーモンゴメリーの伯母さんの家であったのだが その子孫が管理している事を思い出した
http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20070902
部屋に雨情の妻 ひろ のボケタ写真が飾ってある 雨情は 放浪の詩人だったので 奥さんはずいぶん苦労が多かったでしょうね というと そうです 野口家は彼女によって保たれていたと言ってもいいでしょう しかし雨情は 所謂 破滅型の人ではなく 詩を書くために放浪したのです これは私が子孫だから弁護するわけではありません
十五夜お月さん の絵本があった 悲しい歌詞である “もいちど かかさんに 会いたいな”と言うところを口ずさんでいると 不二子さんが 全節を歌ってくれた 悲しい歌詞を表現するのにふさわしい嫋嫋とした美しい声であった
雨情の生家は水戸藩のご休憩所で観海亭といわれている名家であり 写真は屋敷の出口である
 野口雨情の資料館にも足を伸ばす 写真は資料館の展示
 青い目の人形の資料