懐かしの味(玄米パン)

kutuzawa2007-03-10

ある日のこと スーパーに出かけた スーパーの向かいに 自然食品店があった 看板が出ていて 玄米パンあります 懐かしくなって 店に入ると プレーンの玄米パン 餡入りのもの ヨモギ入り緑色をしたもの が並べてあった 少し迷った挙句 餡入りを買う 
後から プレーンの何も入っていないものを買うべきだったと思った 昔 食べていたのは皆プレーンだったと思うからである
お茶を用意してから 食べてみると こんな味だったかなー と思うだけで そうだ この味だったと言う 懐かしさにかける しばらく食べていると そうだ この少しモソモソした味が 玄米パンの味だ 包装紙の上に成分に小麦粉が書いてある これは 蒸パンとあまり変らないではないか もう少し玄米粉の量を増やせば昔の味に近くなるのではないか 玄米粉を増やすと モソモソしすぎて現代人には向かないのであろう
でも 懐かしさで買う者には 昔の味が してほしいのである
昔 長谷戸の家にいたとき 自転車に乗り メガホンで 玄米パンのホヤホヤーと連呼して 売り歩くおじさんから 玄米パンをかった おじさんは自転車の荷台の箱から パンを出し 新聞紙に包み 売ってくれた 薄い茶色をした 甘いパンだったと思う
今度 自然食品店に行ったときは プレーンの玄米パンを買ってみよう