懐かしの味(板チョコ)

kutuzawa2006-07-30

包装デザインが昔とあまり変わらないものに板チョコがある 銀紙に包まれて さらにチョコレート色の包装紙に包まれている 昔から森永と明治で分野を2分していた 今でもそのままで売られているのは うれしいことである ただ 昔はこの板チョコがチョコレートの大部分のシェアを占めていたのだが 今は数々のチョコ製品のほんの1部を占めているだけである
子供のとき 住んでいた家の道を隔てて乾物店があった その店でチョコレートを良く買った 森永を買うと 包装紙の裏に 台紙と 4等分されたエンゼルの1部の絵が1つ付いていて この台紙に貼る 何回かチョコを買って エンゼルの絵を完成させると チョコが1つもらえた
同じ絵が出ることが多く なかなか完成しない 会社の方でわざと 絵が完成しないように仕組んでいるのだと考えていた かくして 未完成の台紙はたくさん貯まった 特に最後の1枚が足りないものがかなりあった ところが ある日 チョコを買うと その足りない部分ばかりが買うたびに出てきた 兄弟が3人いるので3枚ずつ買う 一挙に新しい3枚のチョコがもらえた うれしかった
明治を買うと やはり台紙が付いていた それと小さなシールこのシールを10?枚貼り付けるとチョコを1枚もらえた これは確実な貯金形のおまけといえる どちらが良かったか? もちろん 僥倖形の森永が面白かったが 未完成な台紙が かなり残ってしまった どちらが得だったのか 今でも疑問である 味は両方とも大変うまかった