出生率低下

日本の出生率が下がり続けている 今や出生率は1.29だという このままの状態が続くと いずれ日本民族は消えてなくなるという この状態は日本だけでなく文明国 先進国といわれている国々で起こっている これらの人々は日本を含めて絶滅の一途をたどっているのか?
ドーキンス によると 生物は利己的な遺伝子が住んでいる乗り物であり 遺伝子自身は自分たちの繁栄を願ってなるべく長く生きて自身を増やすことを願っている そのためには乗り物である体が古くなり役に立たなくなると利己的遺伝子は次に乗換えをするために子供の体にその遺伝子が乗り移るのである こうして遺伝子は次々と乗換えを繰り返して永久的に生きるのである
我々は単なる乗り物でということに気がつかないで 懸命に働き子孫を残そうとする
ところが遺伝子の命令に従わない乗り物ができてきた
なぜか 以下はこのことに関しての私見である
遺伝子は自分の存在を強固にするため なるべく強く賢い乗り物を選んできた しかしここに来て賢くなりすぎたのである 遺伝子だけの望みを聞いているより 乗り物それ自身を楽にさせて 楽しませてあげましょう それには結婚してもDINK(double income no kids)だ 若い時には結婚などせずに生活を楽しもう 中にはせっかくできた自分たちの新しい遺伝子を乗り物自身の邪魔だからと 排除する(子殺し)者まで現れた
乗り物の反乱である
おそらく DNAの命令を直接受けるのは 脳幹部などの古い脳であろう 前頭前野などの新しい脳がこれを人間らしく行動するようにコントロールしている だから利己的な遺伝子が隣の人を排除して自己に有利な条件をつくりなさいといっても 前頭前野がそれは駄目ですとたしなめている 紛争や戦争を避けたりして 前頭前野は大活躍しているのだが この大活躍がマイナスに働いているのが少子化現象ではないかと思う
実を言うと ドーキンス の本はまだ詳しくは読んでいないのだが ドーキンスのことに関して または彼の運動などのこと知りたい方は ブライト のサイトを参考することをおすすめします