脳を休める

何か集中して仕事をしていると頭がつかれる そのとき仕事を一時やめて頭を休めることを考える しかし 学者によると何もしないでボーとしていれば休まるかというと そんなことでは頭は休まらないという 思うにボーとしていても何も考えないということは難しい注文だ 頭は活動的で何か考えてしまう 何もしないということは頭の最も不得手のことなのだ ではどうすればいいのかというと 今までやっていた仕事と違うことをやればいいという つまり今まで使っていた脳の別の部分を動かすようにすればいいということらしい 例えば散歩をする しかし散歩をしながら仕事の続きを考えてしまうことがあれと休みにならない
すると テレビをぼーっとみるより 引き込まれるように熱心に見た方が休まるということなのか?
ある日のことテレビをぼーっと見ていたら中年の有名人らしい女性が 私は頭を休めるのにスウドクをやっていますといった これは初めて聞く意外な言葉であった スウドクはご存知の通り9×9のマス目に1〜9の数字を入れてゆくゲームで簡単なものはいいが難しいものは数字がどうしても埋まらなくて四苦八苦する 想像して入れたものは大体失敗する 理論的基盤で数字を入れたほうが成功する そのきっかけを見つけるのが大変なのだ その女性が言うにはきちんと数字が入った時は気持ちがよく達成感があるという つまり四苦八苦して脳を使っても喜びを感じれば 脳を休めることができるということらしい