温暖化3

前の繰り返しになるが  いままでの歴史を見ると化石燃料か核燃料か という議論であったと思う はどちらも欠点があることがわかり 将来はどちらも廃止ということになるかもしれない 再生可能なエネルギーに行き着くのが最も適当な過程だと思われる しかし 石炭の発電所原発も全面的にやめてしまうには反対である 両方とも発展途上にある技術だと思うからである 
もう政界を引退した与謝野馨氏は自民党きっての頭脳の持ち主として知られていた(政治家という本業の他に趣味として囲碁はアマ7段 年齢にしてはIT技術に強くパソコンも自作して使っていてOSには私は使ったこともないLinuxを操作しているそうである) 氏が引退時にテレビにでて 科学技術は失敗したからと言ってやめてしまうのは敗者の理論であると述べていた 

日本は敗戦をむかえるまで ゼロ戦という世界一級の戦闘機をつくれる能力を持っていた 戦後日本の航空機産業が復興しなかったのは 日本の再軍備を恐れたアメリカが飛行機の生産を禁止したためである この技術の中断は大きくいまでも主力産業になりえていない 科学技術が経験の積み重ねで完成することを示している
石炭火力発電 原発を全面的に廃止するということは いままで営々として重ねてきた技術をどぶに捨ててしまうことになる 世界を見れば原発は否応なしに増加する傾向にある そのとき事故が起これば日本の事故に対する技術が役に立つことも考えられる 細々でもいいから技術は保持するほうがいいと思うのだが
これを書いていた時安倍さんがインドに行き インドに原発をつくりインドの電力事情に貢献することになった 日本の原発技術は続くことになったと思う より良い最も安全な原発は世界の生活水準を上げること貢献すると信じている これに関しては数多くの批判があると思っています