温暖化(1)

パリで行われたCOP21が終わり 世界各国では真剣に地球の温暖化の問題に取り組む姿勢が見えた 日曜日のサンデーモーニングでは 地球温暖化がテロを生むという話をしていた なんだか 風が吹くと桶屋が儲かる という話みたいで無理に結びつけた話でないかと思っていたが  その理由はこうだった 地球温暖化が進むと 気候変動がはがしくなり 多雨地帯はより大雨が降り洪水に見舞われる 乾燥地帯はより乾燥して干ばつになり 農場ができなくなり そこに住んでいる人たちは避難民となり 周囲の国に民族の移動が行われる すると先住民と名間に軋轢が生じて争いが起こる 中には生活苦から不満のはけ口としてテロに走るものもいる なるほど 例えは適当でないかもしれないが 山で食料不足になると 猿や猪 熊などが人里に出てきて害獣となることは了解できる
昔 日本でも干ばつ期に田畑への水の取り合いで乱を起こしていた 世界には昔栄えていたのに廃墟となった都市が実に多い 理由の大部分は気候の急激な変化で人は住めなくなったと思はれる 
アメリカの政治家 アル ゴアさんが地球の温暖化について前々から警告を発しているがじわじわとそのことは事実に近づいているようだ
今度のCOP21での収穫は温暖化ガスの最大の排出国の中国とアメリカが真剣に取り組むことになったことだと思う
P.S御免なさい COP21で終わったのは実務レベル(working-level)の協議でした 閣僚レベルの話合いは11日まで續くそうです