韓流ドラマ

日曜日はNHK大河ドラマの日である そして 11時からは韓国ドラマが始まる これは 最初は関心がなかった しかし イ.サンと言うドラマは李王朝の王様の話であった 日本の歴史もののドラマは戦国時代にしても 江戸時代にしても 出てくる人物や出来事は大体知っているので それをドラマでは どういう解釈をしてストーリーを作るかと言うことに興味が置かれる ところが李王朝のことは殆ど知らないので 人物も歴史も全く新しいストーリーの中で展開してゆくことになる だから分かりにくいのではないかと言うのが私の先入観であった ところが見てみると分かりやすかった ドラマが昔風のソープオペラ的なのである つまり ハラハラドキドキさせたり 悪玉と善玉がはっきりしていたり 主人公の2人が会っているラブシーンには 背景に主題歌が流れる ヒロインが敵に囲まれると どこからとなく救いの手が表れるなど ストリーの展開を面白くせるのを第一にしている
日本の大河ドラマと比べると 物語なので画面が明るくきれいである 大河ドラマはソープオペラ的なのを嫌って芸術的であることを加味している
今はあまり聞かないが 芸術祭参加作品と言うのがあった それらの作品は 押しなべて面白くなかった プロデューサー 監督などの自己満足で 芸術的に優れた作品にしようと努力した結果 面白味の欠けたものになった 芸術祭参加作品は面白くないという代名詞ともなった
韓流ドラマは今や世界的に輸出されて話題になっているという 日本でもかつて オシン と言うドラマが世界的になった時があった オシンはわかりやすかったのだ
今 日本の大河ドラマを輸出したとして 画面が暗くて分かりにくく芸術的なドラマが海外で受けることがないような気がする