楽観論(3)

M&Aを辞書で引くと merger(合併)とacquisition(買収) で 企業の多角化 競争力強化のための重要な企業戦略とある
最近 日本の企業が円高という強い円を利用して 海外の企業を M&A によって傘下におさめたり 共同経営に踏み切っているという
大震災により あれほど損失をこうむった日本国の円がつよいのは不思議である 日本の底力を示すものと考えたいが アメリカのドルやヨーロッパのユーロが不安定で弱く それよりは 世界の3大通貨の1つである円の方が安定しているということらしい
円高は輸出したものの利益が少なくなり 日本企業に大打撃を与えているらしい テレビに出てくる大中小企業の社長たちが これではやっていけませんと 青息吐息であるが 楽観論を言うと 今はそうかもしれないが 上に書いた M&A は 外国との共同経営だけでなく 外国企業の持っている販路をも手に入れることである これにより日本製品の販売の拡大につながるであろう 何よりも 日本製品は優秀なのである いくら優秀でも使って見なければ分からないし売れない この販路の拡大は日本製品の宣伝の場や浸透の場を作ることになると思う 今は 輸出品の利益が少ないのは事実であるが 長い目で見れば 日本製品がもっと売れるようになるための オドリ場 にいるのかもしれない