E-book(2)

人が亡くなると多くの遺品が残される 遺族は遺品の整理をしなければならない 最も困る遺品の一つが 膨大な数の故人関係の写真だそうである 故人が大事にしていた思い出の写真を整理するにはかなりの決断がいる といって残すには場所をとりすぎている
私は狭い個室を借りて研究室などと称しているのだが 本屋に行って時間をつぶすのが好きである 目に付いた本を買った来るのだが これが部屋の空間をせまくしている いずれ読むことにしているが まだ読んでいない本など整理もしないでうず高く積んいである
写真の方は 私がデジカメで撮ったものは紙にプリントしないでパソコンの記憶装置に入れておくことである程度解決しているが いただく写真もかなりある
E-bookの出現は 未来のことであるが この 本に埋もれる生活を解決してくれるかもしれない E-bookはテレビがいろいろな画像を映し出すように いろいろな本に化けることができる 大げさに想像すると 1Q84 になったり ハリーポッターになったり an an になったり 文春になったり まんが の本になったりできる 読者は読みたいものをダウンロードして読めばいい ということは本棚がいらないということである あの本は どこにしまったけ などと必死になって探さなくても 記録してあるリストから探してクリックすればいい
その雛型が パソコンにある お気に入り である お気に入りの内容を本にした並べたら本箱がいくつも必要となるだろう
知の巨人 といわれている 立花隆氏は 読む本があまりにも膨大なので 書庫だけの家を建てたほどであった
国語のS先生が引っ越すというのでその手伝いをしたことがあった S先生は学者肌の先生で膨大な蔵書をもっていた 群書類従塙保己一の編)など重い本の移動が延々と続きだんだん嫌になってきたことを覚えている
これらの悩みもE-bookが一つあれば済むことになるのである もちろん 著作権その他の諸々の問題が解決したとしての話である