E-book(3)

近頃では 女学院の記念式など何らかの催しにでかけると 入口の受付で 式の次第を書いた小冊子をもらう 中には 式の進行の順序のほか 場内で歌われる讃美歌が楽譜入りでかいてあり 使われれる聖書の文が抜粋されて書かれてある
しかし私が女学院に勤め始めていたときは このような式に出席するときは 聖書と讃美歌を持参したものでした この形が定番であったので 最初に 聖書と讃美歌の抜粋したパンフレットを見たとき 何と便利なと思う反面 何と安直なという感じもしていた 聖書讃美歌を持って式に出るのが キリスト教の正式なスタイルだと信じていたからである
しかし聖書と讃美歌を持って行くのは 持ち物としてはかなり重いものになる 年配者が多数出席する記念式や追悼会などこのパンフレット形式は助けになるし 便利で慣れてしまえば 何のこだわりもなくなってきた
さらに カナダで女学院の創始者 ミス カートメル の母教会センテナリー教会の礼拝に出たとき 讃美歌が大きなスクリーンに映されて出てきた
http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20070708
これは便利である 讃美歌××番と言われて パラパラと讃美歌を探す必要がない
もちろん 聖句も配られたパンフレットに書かれてある 途中子供のための説教があり 大人も一緒に聞くのであるが スクーリンには電気紙芝居にように色々なイラストが出てくる 讃美歌を映し出した時と同様に パワーポイントというコンピューターソフトを使ったものであるが 教会にもIT革命なるものがひしひしと押し寄せていることを感じた 
ここからは私の想像であるが 未来 教会にはE-bookが備えてあり 順序により聖句 讃美歌がでてくる 
牧師さんは 説教の途中で色々な聖句を引用する ○○書の××章という度にその場所を探すのだが のろのろしている私には間に合わず あきらめて開かないことが多い
このようなことはE-bookなら1発で開くことができるかもしれない 何と安直な! それは そうだと思います