福島の廃炉作業

世界が嘗てやってないことを 日本がやっていると言うことと言えば 今 懸命に挑んでいる 福島原発廃炉作業もこれに入ると思う 原発事故の処理に関しては アメリカのスリーマイル島 ソ連のチェリノブイリ が先行するが これは処理と言うよりは バリヤーを築いて 放射能を遮断して 人が近づくのを避けている手段をとっているだけである だからこれはあまり参考にならないと思う 日本はメルトダウンした高い放射能物質をとりだして除去 しかも アメリカとソ連の先行した事故は原発がそれぞれ1基であったが福島の場合は複数ある だからその作業が終わるに40年の歳月が必要であるという これは 毎日の取り組みで 今までにない新しい問題にぶつかり これを解決しながら作業をしなければならないという この復旧作業のデータは膨大なものになるだろう
今 発展途上国で急激な電力不足が起こり停電は日常の茶飯事となっているという そこで不安はあるが 安定電源である原発の建設が叫ばれているという この様にして 世界に広がるかもしれない原発は 事故の数も比例するように増えるかもしれない その時 日本の事故処理のデータは大いに参考になるだろう この点で福島の事故処理のノウハウは世界にも貢献できるのだと思う