サッカー(2)

ご存知の通り 日本とパラグアイとのサッカーは延長戦を含めて120分 それでも勝負がつかず ついにPK戦となった そして駒野友一選手の蹴ったボールはバーにあたり失敗 結果としてこれが勝敗を決めてしまった PK戦というのは なんという残酷な結果を残す戦いなのだろう 120分の結果が1人の蹴りにかかっているのである
周りの選手は 泣いている駒野を抱きしめて慰めていた 監督以下全員が駒野を慰めたい気持ちだったろう ただ一人許してくれない人物がいる 駒野友一自身である 他から慰めてもらっても 悔いは心に突き刺さり何時までも消えないであろう 駒野選手が大変心配である
リレハンメルオリンピックジャンプ団体で よほどのことがない限り 日本の金メダルはほぼ確定していた だが 最後に飛んだ原田雅彦選手は 期待外れの平凡なジャンプで金を逃していまい銀に甘んじた 原田選手はつらかったろう それから4年後長野オリンピックで 原田はスーパージャンプを飛び 日本はジャンプ団体で 金メダル獲得した 彼は金獲得の貢献者になった 見事に雪辱したのであった
サッカーの場合 雪辱すると言っても 4年後は 選手がほとんど入れ替わっていると思う オシム氏は 日本の選手で一番運動量がありスピードのある選手は 駒野であるといっている きわめて優秀な選手なのだ
4年後は無理としても 2年後のオリンピックでは?などと思うのである 
私見ですが サッカーはフィールド戦で勝負を決めてほしい 個人の選手に重くのしかかるPK戦になるのは避けてもらいたいものだ