NHK紅白

恒例のNHK紅白歌合戦を全部ではないが見ました 1人の歌手が1人だけでしみじみ歌うという場面は少なく ほとんどが 宝塚のグランドレヴィユーのフィナーレのようにド派手なものであった 舞台1つ1つがこのような状態であったので さぞかし 費用がかかっていることを感じた
去年も感じたのであるが 舞台のド派手さ 出てくる人間の延べ人数が勝敗を決めるのに重要な役割を果たしていて 白組が勝ったのは 延べ人数がより多かったため でもあると思う?
司会の仲間由紀恵はあまり勝敗にこだわらないさらりとした司会をしていて この点 賢明な印象を受けた 
長丁場の番組をいろいろなエピソードを入れて あきさせないようにしていた演出をほめたい このエピソードの挿入は舞台装置の入れ替えの時間にもなっているのであろう
小林幸子 と美川憲一の舞台は 歌というより あっと驚く衣装と舞台装置の発表である
いつも思うのだが この2人は 戦略家である 毎年紅白に出るのは歌手たちにとって大変なことである 少しでも人気がなくなると 出られなくなる しかし 紅白にはこの2人の衣装と舞台はなくてならないものになってしまった 今年はどんなサプライズがあるのだろうと視聴者は期待している だから紅白担当者としてはこの2人を落とすわけには行かなくなっているのだと思う その年にヒットする歌がなくても 2人は必ずでることになる もちろん 2人の歌の実力は立派なものであると思うし 私も楽しんだので文句を言っているのではないのですが