日韓合同演奏

kutuzawa2005-07-31

杉並区のホールで 日韓の和 という日韓の伝統音楽の会があった 日本の 尺八 琴 三味線 と 韓国の琴(コムンゴ)太鼓(チャンゴ) などの演奏である 
主催者は吉岡龍見(尺八) 富元清栄(筝曲) のご夫妻で 富元清栄氏は卒業生の一人であり かなり前から毎年 部長であったS先生 や 社会科のT先生と共にご招待がある 3人で開演前に集合して おいしいものを食べるのが恒例だった S先生がなくなって そのような楽しみはだんだんなくなった 
今回は幕間にロビーに出てみるとT先生と卒業生を見つけてので 以後一緒に観賞した
韓国の琴は日本のものより短く幅が広い 箸のような撥でたたくようにして鳴らすのだが ドーンというような低い荘重な音を出す それに太鼓の低い音も加わり 日本の軽快な明るい琴と比べると1オクターブ違う感じがした おそらく韓国の琴は弦が太いのだろう
日本の筝曲は演奏しながら歌が入る(これはかなり難しい技術だと思う 小唄など三味線を弾きながら歌うのを 弾き語りと言うが かなり難しいそうだ)
上の写真は 名曲 春の海にあわせての韓国舞踊 踊りがゆっくりしていて春の海をよく表現していたと思う
下の写真は日韓の合同演奏である 珍しさも加わり 最後まで 興味深く見ることができた日韓の関係があまりよくない現在 このよう民間での古典文化の交流は貴重なものであろう