聖火

北京でのパラリンピックが始まった その開会式の放送を見た オリンピックと同じ様に雪の結晶をデザインしたような発光体が会場の空間に浮き上がる これから聖火がリレーされて数人の人に渡り最後の人が雪の結晶のマークの真ん中に手に持った聖火を植え付ける なかなかうまくいかないで少しハラハラするが最後にしっかりと配置されてリレーランナーがガッツポーズ

オリンピックとほとんど同じである 私が期待したのはどのオリンピックでも赤々と燃え上がる大きな聖火である それが 個人が運んでくる聖火と同じ大きさとはなんとなく違和感を受けた しかしこれは やられた とも思った このようなス演出スタイルも又すっきりして聖火の本質を具現しているのかもしれない なるほど

あまり比較にはならないかもしれないが 相撲の塩まきで 照強が豪快に塩を手一杯にもち撒く これに対して宇良は少ししか撒かない 昔の相撲で高見山が 相手の豪快な塩まきを見て 塩をまるでお焼香の香をつまむぐらいしか撒かないので その対比がユーモアがあって面白かった そうだ このような演出があって かえって印象に残り成功したと思う 近頃経済力を身に付けた中国はど派手な演出をするのだと期待していたが見事に裏切られた

パラリンピックの真っ最中であるが 同時にロシアのウクライナ侵攻も始まった ロシアはオリンピックの期間は遠慮して侵攻を避けていたがパラリンピックの開催期間を無視して戦争を始めてしまった パラリンピックを軽く見ていると言われても仕方がないのではないか