ベーシックインカム2

働かざるもの食うべからず 旧ソビエト連邦レーニンがスローガンとしたものだと聞いている この意味は 自分は働かないで労働者から暴利をむさぼっているとされている資本家を言ったものだが 私などは 人間としては働くことによってその報酬を受けて それにより食べていくのが自然のナリワイであると解釈していた これは常識と考えていた だから働きがないと不安になり罪の意識が生まれる 私の弟なども折角大学を出たものの おりしも日本は不景気の真っ最中でなかなか就職できなくて悩んでいたことを思い出す 

ベーシックインカムを導入するとき 働かなくてもお金が入ってくるという考えが かなりシガラミになるだろうと思う

教師もサラリーマンに属すると思うが この職業は真面目に働いていれば月給がもらえて生活は比較的に安定していると思う もちろん会社が倒産しなければで あるが それに比べると起業家という人たちは 成功して大富豪になる人もいるが 不成功に終わりいわゆるスッテンテンになる人が大勢いる これはあまりにも残酷のような気がする 働いたことが自分の持っている財産まで失ってしまうのである 中には悲観して自殺するものなども多いと聞く 働けば報酬が得られる代わりに破滅のため努力したことになる ニュースなどで浮浪者にインタービューすると このケースが多いような気がした 私などはこれが恐ろしくて起業家になりたいなどとはちっとも思わなかった しかし才能があるのに起業家になりたいがリスクを避けて 毎日 会社のルーチンをこなしている人もたくさんいると思う ここでもし大失敗をしてもスッテンテンにはならない保証がベーシックインカムである という事は起業家を目指す人が増えるということにつながる 社会もより活気を呈するかもしれない しかし 倒産するときは借金がつきものであるベーシックインカムのお金も借金返済にとられたら やはり無一文になるのではという反論もあるという これは法律をつくりベーシックインカムは生活の基礎なのでそれまで取り立てることを禁止すればよいと思う

メリットばかりお話してきたようですがWEBを調べるとデメリットもたくさんあるようです 財源をどうするのか ベーシックインカムが導入されると生活保護が打ち切りになるのではとかである

でも 少しでも失業による自殺者を防げるなら 一考してみてはと思うのです