神はサイコロ遊びをしない(2)

量子の位地がはっきりしないのは それを決定づける神の数式が見つからないからだと アインシュタインは述べたが その後アインシュタインをはじめ数多くの学者たちがその方式を発見すべく努力したが ことごとく失敗 量子の位地は確率でしか存在を示すことができないことがわかってきた そして確率でしかわからないことを認めて理論を発展してできたものが量子力学であった 量子力学を使うと今までの物理の理論では説明がつかった物理の最先端の事象を説明できる つまり量子力学は疑いもない事実であることを認めざるを得なくなった
しかし 全知全能の神が多分このところ範囲に存在するとしか言えないとすれば 全知全能と言えるのだろうか 多分などということは全知全能にはないことだ
それでは 全知全能の神は存在していないことになってしまう

そして これは 言葉の遊びかもしれないが 神様にも解けないような難問を 神は作れるでしょうか
作れるという答えには 神はその難問に答えられないので全能でない
作れないという答えには 神にも作れないものがあるということで 神は全能でない
いずれの答えにも神の全能性を否定するものである
だから 神=全知全能 と定義をすると 神は存在しないことになってしまう

しかし 行列力学 量子力学創始者ドイツのハイゼンベルクは サイコロ遊びをする神を認めればいいのではないかと言いだした
つづく