野生動物

NHKクローズアップ現代をみていたら 野生動物の跋扈のことだった ご存知の通り 福島の原発の付近には立ち入り禁止地区がある その土地はあまりにも放射能が強くて住むことができない地区である 人間が入れないので野生動物にとっては天敵がいないのと同じで やりたい放題ということになる ネズミは家に入ってあらゆるものをかじる 特に猪は今や草原化した田圃や畑に入って草を食べ放題 山で食べるより柔らかな雑草を苦労せず食べることができる このようにして猪やネズミは増え続けているという
猪は立ち入り禁止地区だけでなく 普通の場所まで進出 畑を荒らし始めた 罠を仕掛けてとらえた猪は 食用にすれば猪の肉はおいしのである程度元が取れる
しかしこれができないのだ 猪は土地の表面に生えた草を食べるこれらの草はもっとも放射性セシウムが蓄積されている それを食べた猪の肉にも大量の放射能が蓄積されて とても食用にすることができない とにかく今のとこ打つ手がないらしい
NHKは私が最も知りたいことに答えてくれていなかった それは大量の内部被ばくをうけたネズミや猪はなぜ死なないのだろうかということである 内部被ばくで死んでしまえば自然に駆除できることになる ところが死ぬどころか どんどん増え続けているから問題なのだ 放射能が生物に害というのは疑わしく見えてしまう そこで こんな風に考えてみた  内部被ばくと言っても効果が表れるまで数年がかかるのであろう 長期的に猪を観察する必要がある 又 今とらえて猪の臓器が何か不具合を起こしているか調べる必要がありそうだ