人気のセ 実力のパ

1リーグしかなかった日本のプロ野球アメリカの大リーグの真似をして2リーグ制になったのはもう50年も昔のことであったであろう そのころから言われていた言葉に 人気のセ 実力のパ があった 人気チームの巨人 阪神を擁するセリーグは人気が抜群で それに対してあまり人気のないチームで構成されていたパリーグは人気がなく球場は閑古鳥が鳴いていた
不思議なのは実力のパと言う言葉である 相撲で言うと実力があり 強い相撲は人気がある だから 人気のセ 実力もセ でなくてはおかしいのである しかしオールスターなどのセパの交流試合ではパの勝率が勝っていた ある批評家はパの選手はめったに見られない大観衆を前にして 興奮して張り切るためだろうと言っていたが不思議であった 
今回のセパ交流戦で1位2位3位がパの球団であった このデータは実力のパを証明するような結果であるが 解説者はいろいろなことを言っていたが 私の考えでは パは今までの歴史で 人気がなかったので 球団の 新陳代謝が多かった たとえば 南海ホークスはダイエイホークスに さらにソフトバンクホークスにオーナーが代わった その他の球団もほとんどが代替わりをしている それに控えて セは巨人阪神セ代表されるように老舗が多く 新陳代謝が少なかった したがって経営方針も伝統を重視したものになったのではないかと思われる SoftBank Rakuten Orix などITに関係した新興企業が多いパは近代産業的 それに控えてカタカナの会社がないセは昔風で その差が出たのではないのかと思っている