万年筆(3)

戦後 日本人は自信をなくしていた 特にレーダーを はじめとして 科学兵器の技術で差が出た これが 日本敗戦の大きな原因の1つとされていた
アメリカ産のパーカーを手にしたとき これを実感した 実に書きやすい ペンの先がほんの少ししか出ていないので インキの乾くのを避けている キャップをはずすといつでも 直ぐ書けるのである しかも金ペンが小さくてすむので その分 安く出来ると思う なるほど アメリカのものは工夫されていて 品物がいい という印象を強く受けたのである

胸に差す 金属のところが 矢の印になっているのが パーカーの特徴である インキを補給は カートリッジ式でもあるが 写真のようなコンバーターを使うと インク瓶から補給できる 下のパーカーは 父が海外出張とかで出かけたとき お土産にもらったもので 大事にしている 
写真の クインク というパーカー用のインキは  ロイヤルブルー という鮮やかな青のインキである