星の話

幸いなことに この日は晴れていた キャンプファイアーが終わり 空を見上げると とても東京の空などでは見られない 星空が広がっていた 隣にいたmaさんと 星座を探してみた もう何年も星座のことから遠ざかっていた 南の空に素晴らしく輝いている星が見える おそらく木星か金星?などと話していると 
社会科の先生で アマチュア天文家であるK先生がさりげなく現れた そしてあの明るい星は木星ですよ と教えてくれた 誰か懐中電灯を貸してくださいと言う 懐中電灯で夜空を指すと 懐中電灯の光芒で星の方向を指し示す事が出来る
あれが こと座のヴェガ(織女) そして わし座アルタイル(牽牛) ヴェガの明るさは1等星以上の0等星である そしてもうひとつの明るい星 白鳥座のデネブとともに 夏の夜の大三角形を形成している 天の川はこのように流れているなどなど しかし 白内障の私の目にはよくわからない 
さらに北斗七星 ヴェガに次いで明るい牛飼い座のアルクトウルス 南の空には月がかかっていた この月は明るくてよく見えませんが さそり座があるはずです 
そして最も広大な面積を占める 蛇使い座の話し 蛇使いとはアスクレピオスという名医で死人まで生き返らせほどの腕を持っていたなどなど 蛇近い座はあまり明るい星が無いので勿論私にははっきりしない 
実は 現職のとき K先生と同じことを野尻でやっていた 星の話は私の物理の先任者のU先生がやっていたと言うので それを 付け焼刃の知識で 引き継いだわけである
K先生の説明は本当に詳しく さすがに 自宅に望遠鏡を持ち 彗星の発見などに貢献しているアマチュア天文家である 私の説明とは雲泥の差があるのがわかった 
星の話のあと 今日は北京オリンピックの開会式の日であった ホールには 大きなスクリーンがしつらえてあった 大規模で一糸乱れの無い演技には感心しました 
各国選手団の行進パレードが始まったころ眠くなり キャビンの戻りました 長い長い1日が終わったのでした