ヒガンバナ

kutuzawa2007-09-29

旅行記を書いているときは それに集中しているので なにを書こうかと言う事は考えていなかった さて 何を書こうとしているとき 前は 近所の公園に咲いている花が 話題を提供してくれた そこで 公園を見渡すと 公園の小川の畔に 彼岸花 が咲いていた 秋の彼岸のころ咲くので彼岸花だそうだ この花のもう1つの名は 曼殊沙華 どちらの名にしても 仏教に関係あるような名である
彼岸花は不思議な花である 見ると葉がない 茎の上に 不思議な赤い花が咲いている なぜ葉が無いのだろう 炭酸同化が出来ないではないか  本によると 花が終わったあとで葉が出てくる 冬枯れで他の植物がだめになったとき 葉を茂らせて 太陽を1人占めする作戦だそうだ やがて その葉も枯れて栄養を蓄えた球根だけになり 夏の間はじっと秋を待つ 夏の間 暑さを避け また 生物などに葉を食べられずにすむ なんと賢い植物なのかと思う つまり 仕事を同時に進行させないで 1つずつ完成させて 行くのである スイセン彼岸花科だそうであるが 花と葉とを同時に見る事が出来る こちらは本家をまねないで 一般的な道をとっている