例会

kutuzawa2007-04-05

桜の咲くころ 学生時代の友達が集まり 旧交を温めることをしている 昨年もそうだったが 3人だけが集まった 3月28日暖かい日であった 新宿御苑ソメイヨシノはまだ5分咲きほどであった 園内を歩くのだが ベンチがあると すぐに座ろうと言うことになる やはり皆 老人なのだ そして話題が 血圧とか病気のことが多くなる 誰かが 老人の同窓会の話しは 病院の待合室での話のようだと言ったが どうやら事実のようだ
コヒガンという桜が満開であった 大きな木で 実に見事である 万朶(ばんだ)の桜だね そして歌が出てきた 万朶の桜か襟の色  花は吉野に嵐吹く  大和男子(やまとおのこ) と生まれなば 散兵戦の花と散れ
昔の軍歌である 友は3番まで知っていて 歌った 私も1番2番ぐらい知っていたので 唱和した それから 私が こんな歌もあるよといって ”聞け 万国の労働者 とどろきわたるメーデーの “ ここまでしか知らないのであるが なぜ左翼的な労働者の歌が 右翼的な軍歌と メロディーが同じなのだろう と言うと 友は  聞け万国 の方が古いと聞いているが といった ブログを書くにあたり 調べてみると 逆で 万朶の桜 は明治時代 聞け万国 は大正時代であった それにしても180度 思想の違う歌詞のメロディーが同じなのは 大変奇異である
写真は満開のコヒガン また 万朶の朶とは垂れ下がった枝と言う意味で 多くの垂れたがった枝のこと(広辞苑より)