洗濯機

介護室に来ていただいているヘルパーさんが 洗濯機がおかしいので洗濯ができないので 明日洗濯いたします 一日経ってきていただいて再起動してもだめで近所の電気屋さんに電話をしてみた 電気屋さんは水が出ないのは蛇口のところの水が寒さのために凍り付いたため だから蛇口のところをぼろ布のようなもので覆って下さいと指導してくれた これが効をそうして翌日には洗濯ができた

これと同じような事故は昔の家で経験しているのを思い出した 昔の水道は鉛管が用いられていて冬になると凍り付き水が出なくなった そして水が氷るとき体積が増えるので鉛管に亀裂を生じる事故があった このときも露出している鉛管の部分をぼろ布で覆って何とかしのいでいた この時 不思議に思ったのはなぜ効果があるのかという事であった 人体の場合シャツや衣類を着れば温かくなる これは人体は発熱体で衣類を着ればその熱が逃げるのを防いで温かくなる 冷たい布団でも人体から出る熱でやがて布団の中は温かくなる しかし水道管は発熱しないのでそのような効果はないはずである

この問題はある新聞か雑誌に説明があった 水道管に布を巻きつけると夜明け前の一番温度が下がるときに断熱材である布のために寒さがすぐには伝わらず 遅れて伝わる 遅れている間にやがて気温が上がり水が氷るのを防いでいるという説明である

つまり布を巻く 気温に敏感に反応するのではなく緩やかに一日の平均気温の様に伝わるというのが説明でした だから平均気温が低いシベリアなどでは通じないかもしれません