アネモネ


ある家の門にある花壇に咲いていたものである この鮮やかな赤い色はアネモネであろう 戦前 東京に移転して目黒の尋常小学校に通っていた 校舎と運動場の境目に細長い花壇があり アネモネ ダリア などが植えてあり 標識板も立ててあった どんな花が咲くのか楽しみにしていたが 活発な児童たちがドッジボールなどで遊んでいて 勢いで花壇に踏み入れたりするので 思ったような綺麗な花が咲かなかった
アネモネもダリアもその頃の流行りの草花だあったと思うが いまそれほど見かけないのは他の花に人気を取られたのかと思う
花のサイトによるとのAnemoneの Ane とは空気とか風のことで 春風の吹く頃咲くからとあるが 少し結びつきが弱いのではなかと思う アネロイド気圧計というのを物理で習ったことがある なかを真空にした蛇腹状のカンが気圧が高いほど押しつぶされる度合いが大きく この度合いを精密に計ると気圧が測れるのである 気圧(空気の圧力)なのでアネロイドなのである 今は電気的に測っているものと思う
写真の周りの菊のような花は名がよくわからない