高床式建物


テレビの報道番組は連日のように築地市場から豊洲市場への移転問題について報じている 問題は豊洲の土地はベンゼンなどで汚染されているのでそれを削り新しい盛り土を全面的に行ってその上に建造物を建てるという計画であった ところがそうはなっていなかった 建物の下の地下が空間になっていたのである これは公表されたものと違うので大問題になっているのである そして移転中止もありえるという論まで出てきた
私は 発想の転換を行って もともと 高床式の建物を建てたと思えばいいのではないかなどと考えてしまう 高床式は東南アジアなどで地面が水浸しで湿っているときなどに床を高くして家を地面と隔離するときなどに用いられる
上の図の盛り土を取り去って考えるとわかるのだが下の図の高床式の建物になる すると地面からの有害物とは絶縁されるのでそれほど問題にはならないのではないか 空間にたまったガスが気になるならば何らかの換気装置をつければ解決すると思うのだが