ソーラー発電(2)

最近 ソーラー発電の先進国ドイツの巨大電機メーカー シーメンス が ソーラー発電のビジネスから撤退することが報じられた 理由は採算が取れないことらしい
ソーラーパネルを作っても激しい価額競争にさらされて 特に中国の特別に安いソーラーパネルに対抗できなかった ソーラーパネルのように比較的簡単に製造される汎用品は豊富な人的資源を持つ中国製や他の発展途上の製品に対抗するには 製品がダントツに良くなければならない 少しぐらい優秀でもコストの面で採用されないのだ
これは日本のシャープ パナソニックの薄型テレビが韓国のサムソンなどの薄型テレビの価額破壊に会い 売れなくなって大幅赤字に転落したのと似ている
日本でも これからソーラー発電のブーム時代が来るだろう そのときソーラーパネルはなるべく日本製を使ってほしい 安いからといって中国製を採用すると 日本の産業の発展に役立たないし 中国産業を利するだけになってしまいかねない
とはいえ 経済は自由競争の時代 シャープ や 京セラなどの会社が他の追随を許さないくらい効率がよく長持ちするパネルを作ってほしい そうすれば少しぐらい高くても 自然と日本製品を使うことになるだろう