ソーラー発電

いま特に話題になっているソーラー発電というのは かなり高級な技術と思っている人があると思うが それは違う ソーラー発電は私が在職中(今から30年ぐらい前)からも 秋葉原に行くと 太陽電池キットと言う名で 小さなソーラーパネルとおもちゃの扇風機をセットにしたものを売っていた 買ってきて 物理部の生徒に組み立ててもらった これを楓祭(文化祭)のときに展示して見せた 昼間の強い日光にパネルを当てると発電が起こり扇風機はクルクルと回る ところが楓祭のときの展示は室内である 当然 扇風機は回らない 仕方が無いので電気スタンドでパネルを照らすことにした  もちろん扇風機は回っていた 手で電気スタンドの光を遮断すると扇風機は止まる これはソーラーパネルが発電するという実験にはよいが エネルギー的に考えると 照らしている電気スタンドの電力より パネルが発電している電力が小さいのだ つまり大きな電力を使って小さな電力を生む実験の展示ということになっていたのだ このような効率の低さが日本では震災前までは ソーラー発電がたった0.2%という普及率しかなかった主な原因であった その後研究が進み効率は上ったようだ40%まで可能?になるという 
しかも ソラー発電は単純な装置なので メカニズムのお化けのような原子力発電とは違うので 日立や東芝のような会社が巨大プロジェクトを組んで建設する必要はない 地方の工務店 建設会社 土建屋が充分建設できることができるので つまり 地方の活性化に役立つということである