iPS細胞

日本語にもなっているエポックメーキング(epoch-making)を辞書で引くと 新紀元を開くような とあった 今度の 山中伸弥教授のiPS の発明はまさにエポックメーキングな発明であると思う これからの医学はiPS細胞を使った再生医療にと舵を切るに違いない なにしろ 皮膚の細胞からiPSを培養して 心臓や肝臓などもできるようになるらしい いつでも街頭で呼びかけられる血液の提供なども人工血液ができることだろう
ある報道によると まだ動物実験の段階らしいが 卵子 や 精子などもできるらしい 人間で成功すれば不妊症の人を救うことになるだろう 高齢のため卵子ができない人も皮膚から卵子を造ってもらえばいい
私の知人の女性は 夫はほしくないが子供はほしい などと申していまいた すると この女性の皮膚から の iPS を使って 卵子精子をつくってもらう これを試験管で受精させたものを この女性の子宮内に定着すれば 本当に自分自身の子供ができる これは植物ではごくありふれた現象で 自家受粉である つまり雌蕊も雄蕊も1つの花の中にあるのだ 100%自分自身の子ができると思われるが  オット! これは前から話題になっているクローンと同じものだろうか クローンの場合は受精の課程を踏んでない すでに1人前になっている細胞を使う 自家受粉方式はそれだけ複雑な課程が加わるので 自分と少し異なる子が生まれるかもしれない
(PS)もちろん これは想像上の仮定の話で 法律は人間を作り出すことを禁じています