過去の亡霊?

シリアの内乱は収まりそうも無い ますます本格的な戦闘状態に突入している 政府軍 自由人民解放軍 どちらの犠牲者も増える一方である
これに対して 国連は介入して何とか納めようとしている ただ国連の介入は 長い間 国を我が物にしていた アサド国王の軍隊が重火器による人民への攻撃を止めさせようとするものである そして提案しているものはシリアに経済制裁をかける そして国王関係の資金を凍結することなどである 国連の常任理事会の 米英仏はこれを強化することに しかし 中国とロシアは これは内政干渉であるとして拒否 拒否するのもこれで3度目だという 中国とロシアが反対する主な理由は シリアは両国の貿易相手国であるためらしい このような経済的理由はもちろん考えられるが 冷戦時代の過去の亡霊がまだ残っているような気がする 自由主義圏と共産主義圏は長い間戦ってきた これが心底に残っていて いざとなると 妨害したり対立したりする意見として現れる 私の記憶では過去にもこのようンことが国連の会議でたびたび現れたように思う
国連の意見がもっと一致しているならば シリア情勢は少しでも早く終息するのではないかと思う