断水


緑道公園の中を通る小川は 人口の川である 浄水場できれいになった水を単に放水してしまうのはもったいないので 小川の水として供給しているのである だから浄水場の都合で時々断水する しかし短い断水のときは小川にまだ水が残っていることがあり そこで生活している小魚などは生命を保たれていたように思える ところが今度の断水はかなり長いものであった なんでも浄水場の放水弁が老朽化して取り替えるための断水だと説明が出ていた 写真にあるように完全に干上がってしまった これは生態系の破壊を意味する 小魚などは飛来する白鷺により食べられて少なくなっているとはいえ 全滅してしまうのではないかと心配した 所詮 人工の川なのだから仕方が無いのかと思う
ただ 小川の中に堰のあるところがあり それは小さなダムになっていて断水しても水が保たれていて 鯉が飼われていた 最初3匹いたが段々へって1匹だけになっていた 私は心配で通りかかるたびにそこを覗いていたが 少なくなった水に鯉はかろうじて生きていた しかし やがて 干上がるサバンナの中の沼のように水がなくなってしまったら生きてゆけないであろう 約1週間の断水の後やっと水が勢いよく流れていた 早速 鯉のいる堰に行ってみた 鯉は元気に泳いでいた