無縁社会

老人の話が出てきたので 少し前 NHKが無縁社会と言う番組をシリーズにして放送していたことがある 一人暮らしの老人が亡くなり 周囲から 気がつくこともなく何ヶ月も放置され 一部白骨した姿で発見された なんと言う悲しい現実だろうと報道された 昔は お祖父さん お祖母さんとして 家族と一緒に暮らしていたので このようなことは起こらなかったという 確かにその通りだと思う
本当にやむを得ない事情で1人になった人も たくさんあると思う しかし 扶養してくれる子や兄弟 親戚等がいるのに あえて1人暮らしを選ぶ老人が多いと言う これはどうしてなのか 評論家の樋口恵子氏は それは1人暮らしの気楽さが何よりいいからですよ といっていたのを思い出す つまり 子と一緒に暮らせば 食事など色々なサービスを受けることが出来るが 孫の世話などする必要があり 孫の世話は 親でさえわが子を思い余って虐待して死にいたらしめることのあるこの頃である 楽しいことばかりではないと思われる また自分の子供と言え同居すれば 意見の食い違い 軋轢 などでてくることだろう こんなことで親族といえども 共同生活はストレスを感じるものなのだ それならばストレスのない ストレスレス ライフ 1人暮らしを選んだほうがいい すると 有り余る自分のための時間を享受することが出来る
このようにして 自分自身で1人暮らし つまり ストレスレス ライフを選らんだなら 責任は自分自身にある 1人暮らしによるネガティブな面は覚悟のはずである
世間が1人暮らしのよぼよぼの老人をみて 可愛そうに 面倒を見てくれる親族がいないのかしらと 親族を非難するのは 時により筋違いなのだ